
住宅ローンの変動金利が上がり、「このまま今の銀行で借り続けて大丈夫かな?」と考えるようになりました。
我が家の場合、住宅ローンの金利が0.85%から1.0%へ上昇。
そこで住宅ローンの借り換えを検討し、複数の金融機関に申し込みました。
最終的には、地方銀行からSBI新生銀行へ借り換え、金利は1.0%から0.29%へ下がりました。
この記事では、実際に住宅ローンを借り換えた経験をもとに、
- なぜ借り換えを決めたのか
- 借り換え先をどう探したのか
- どの銀行に申し込んだのか
- 仮審査・本審査はどう進んだのか
- 審査結果はどうだったのか
- 今の銀行とのやり取り
- 借り換えにかかった費用
- 借り換え完了までにかかった期間
を、できるだけ具体的にまとめます。
「住宅ローンを借り換えたいけれど、何から始めればいいのかわからない」という方の参考になればうれしいです。
※この記事は我が家の実体験です。住宅ローンの金利や審査条件、必要書類などは金融機関や時期によって異なります。
住宅ローン借り換えの結果
まずは、我が家の借り換え結果から紹介します。
| 借り換え前 | 借り換え後 | |
|---|---|---|
| 金融機関 | 地方銀行 | SBI新生銀行 |
| 金利タイプ | 変動金利 | 変動金利 |
| 金利 | 0.85%→1.0% | 0.29% |
| 借入形態 | 連帯債務 | ペアローン |
| 団信 | 一般団信+がん団信(夫のみ) | 一般団信(夫婦ともに) |
当初は0.85%だった住宅ローン金利が、金利上昇によって1.0%になりました。
「変動金利とはいえ、1%はちょっと高いな」と感じたことが、借り換えを考えるきっかけです。
また、以前の住宅ローンは連帯債務でしたが、借り換え先の選択肢を増やすため、今回はペアローンに変更しました。
住宅ローンの借り換えを決めた理由
一番大きな理由は、やはり金利上昇です。
住宅ローンを借りた当初は0.85%でしたが、その後0.15%上昇して1.0%に。
「0.15%くらいなら大したことないのでは?」と思うかもしれません。
でも、住宅ローンは借入額が大きく、返済期間も長いため、金利差が積み重なると無視できません。
そこで、
今の住宅ローンをそのまま返済する
VS
借り換え費用を払ってでも、低金利の住宅ローンへ変更する
この2つを比較してみることにしました。
まずは住宅ローンの借り換えをシミュレーション
借り換えを検討するとき、いきなり銀行へ申し込むのではなく、まず「本当に借り換えたほうが得なのか」を確認することにしました。
我が家では、住宅ローン比較サービスのモゲチェックを利用しました。
モゲチェックでは、金利だけでなく、保険や条件なども含めて住宅ローンを比較できます。
実際に診断してみると、借り換え候補となる金融機関がいくつか見つかりました。
そこで、条件の良さそうな金融機関を複数選び、同時に審査を進めることにしました。
借り換え候補として3行に申し込み
今回、申し込んだのは次の3行です。
- auじぶん銀行
- 住信SBIネット銀行
- SBI新生銀行
最初から「SBI新生銀行に決めていた」というわけではありません。
複数の金融機関に申し込み、実際に審査に通った条件を比較してから決めることにしました。
これは、住宅ローンの借り換えを検討するうえで個人的に重要だと感じたポイントです。
「一番金利が低い銀行=必ず借り換えできる銀行」ではないからです。
住宅ローン借り換えの審査はどうだった?
ここからは、実際の審査について紹介します。
auじぶん銀行
auじぶん銀行は、モゲチェック経由で仮審査を申し込みました。
その後、本審査では本人確認書類や収入関連書類、物件関連書類、現在の住宅ローンに関する書類などを提出。
団体信用生命保険(団信)の申し込みも行いました。
書類提出後には電話確認もあり、不備があった書類について追加提出も行いました。
そして結果は……
残念ながら、本審査は否決でした。
住宅ローンは「金利が低いから通る」というものではないことを、身をもって実感しました。
住信SBIネット銀行の審査
次に申し込んだのが住信SBIネット銀行です。
こちらも仮審査からスタート。
仮審査に通過した後、本審査の書類が届きました。
提出した主な書類は、
- 住民票
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 現在の住宅ローン返済予定明細
- 通帳
- 物件の間取り・配置がわかる資料
- 住宅ローン申込書
- その他必要書類
などです。
ペアローンだったため、夫婦それぞれで手続きしました。
こちらも書類提出後に電話確認があり、書類の追加提出もありました。
そして……
住信SBIネット銀行は本審査に承認!
最終的に提示された金利は**0.448%**でした。
SBI新生銀行の審査
そして、もう一つ申し込んでいたのがSBI新生銀行です。
モゲチェックで再度診断したところ、当時の条件では**0.29%**の金利が表示されました。
これはかなり魅力的だったので、こちらも申し込みを進めることに。
ペアローンだったため、夫婦それぞれで申し込みが必要でした。
書類を郵送し、団信にも申し込み。
途中で追加書類の提出もありました。
そして11月8日。
SBI新生銀行から審査結果の連絡があり……
本審査、承認!
これで、
- auじぶん銀行 → 否決
- 住信SBIネット銀行 → 承認
- SBI新生銀行 → 承認
という結果になりました。
最終的にSBI新生銀行を選んだ理由
審査に通った2行を比較すると、
| 金融機関 | 金利 |
|---|---|
| 住信SBIネット銀行 | 0.448% |
| SBI新生銀行 | 0.29% |
でした。
金利だけを比較すると、SBI新生銀行のほうが低かったため、我が家はこちらを選びました。
最終的に、
地方銀行の1.0% → SBI新生銀行の0.29%
という借り換えになりました。
ただし、借り換えでは金利だけを見るのは危険です。
事務手数料や登記費用、司法書士費用などもかかるため、諸費用を含めた総額で比較することが大切です。
借り換え先が決まった後にやること
審査に通ったら終わり……ではありません。
ここからが意外と長かったです。
SBI新生銀行から案内された流れに沿って、
- 現在の銀行へ完済の申し込み
- 完済金額の確認
- 借り換え先への完済情報の連絡
- 契約内容の確認
- 必要書類の提出
- 司法書士との面談
- 融資実行
- 現在の住宅ローンを完済
という手続きを進めました。
今の銀行には「借り換えます」と伝える
現在借りている地方銀行へ、住宅ローンを全額繰り上げ返済したいと連絡しました。
銀行からは、
「借り換え先の銀行と金利を教えてください」
と聞かれました。
SBI新生銀行で0.29%になることを伝えると、現在の銀行から金利引き下げの提案もありました。
提示された金利は0.9%。
ただ、我が家の場合は借り換え先の0.29%との差が大きかったため、そのまま借り換えを進めることにしました。
借り換えには「諸費用」がかかる
住宅ローンの借り換えで注意したいのが、金利差だけで判断しないことです。
借り換えにはさまざまな費用がかかります。
今回、SBI新生銀行側でかかった主な費用は次のとおりでした。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 事務手数料 | 622,600円 |
| 電子契約手数料 | 11,000円 |
| 振込手数料 | 1,058円 |
| 印紙代 | 0円 |
| SBI新生銀行側合計 | 634,658円 |
| 登記費用 | 278,644円 |
| 合計 | 913,302円 |
さらに、資金計算書上では諸費用合計が918,171円となっていました。
実際の借り換えでは、完済手数料や経過利息、登録免許税、司法書士報酬なども発生しました。
つまり、
「金利が0.7%下がるから絶対に得!」
ではなく、
借り換えに必要な諸費用を含めてもメリットがあるか
を計算する必要があります。
借り換え完了までにかかった期間
今回、最初に手続きを始めたのが9月。
そして、実際に借り換えが完了したのは1月31日でした。
およそ4か月かかりました。
ただし、これは確定申告のタイミングなどを考慮して融資実行日を1月にしたことも影響しています。
通常であれば、もっと短期間で完了する可能性もあります。
とはいえ、
「申し込んですぐ借り換え完了!」
というわけではないので、時間には余裕を持っておいたほうがよさそうです。
司法書士との面談
借り換えでは、住宅ローンだけでなく抵当権の設定・抹消などの登記手続きもあります。
そのため、融資実行前に司法書士との面談がありました。
我が家の場合は、
- 夫婦それぞれの実印
- 身分証
- 印鑑証明書
- 住民票
- 登記識別情報通知
などを準備しました。
面談では必要書類への署名・押印などを行い、融資実行日の流れも確認しました。
いよいよ借り換え実行日
そして1月31日。
夫婦2人で以前から借りていた地方銀行へ行きました。
銀行側で入金を確認してもらい、必要書類にサイン。
手続き自体は30分〜1時間ほどで終了しました。
これで住宅ローンの借り換えが完了です。
長かった……!
住宅ローン借り換えで感じたこと
今回、実際に借り換えをしてみて感じたことをまとめます。
① まずはシミュレーションする
「借り換えたほうがいいのかな?」と悩んでいるだけでは、なかなか答えが出ません。
現在の残高や金利、残りの返済期間をもとに、まずはシミュレーションしてみるのがおすすめです。
② 1つの銀行だけで決めない
我が家は3行に申し込みましたが、結果は、
- 1行 → 否決
- 2行 → 承認
でした。
銀行によって審査結果や条件が違うことを実感しました。
③ 金利だけで比較しない
住宅ローンの借り換えでは、
金利+団信+手数料+登記費用+現在の銀行の完済費用
まで含めて比較する必要があります。
④ 必要書類は早めに準備する
住民票、源泉徴収票、返済予定表、物件関係書類など、用意するものは意外と多いです。
さらに、書類に不備があると追加提出が必要になります。
「申し込んでから準備」ではなく、できるだけ早めに整理しておくとスムーズです。
住宅ローンは「今のままでいい」とは限らない
住宅ローンは、一度借りたらそのまま返済し続けるものだと思っていました。
でも、金利環境が変われば、借り換えによって条件を改善できる可能性があります。
我が家の場合は、金利が0.85%から1.0%へ上昇したことをきっかけに借り換えを検討。
複数の金融機関を比較した結果、
地方銀行:1.0%
↓
SBI新生銀行:0.29%
へ変更することができました。
もちろん、誰にとっても借り換えが得になるわけではありません。
借り換えにはまとまった諸費用も必要なので、
「金利が下がる=必ず得」ではなく、諸費用を含めたトータルコストで判断することが大切です。
まとめ|住宅ローンの金利が上がったら一度比較してみよう
今回の我が家の住宅ローン借り換えをまとめると、
- もともとの金利は0.85%
- 金利上昇で1.0%に
- 借り換えを検討
- 3行に申し込み
- auじぶん銀行は否決
- 住信SBIネット銀行は0.448%で承認
- SBI新生銀行は0.29%で承認
- 最終的にSBI新生銀行へ借り換え
- 連帯債務からペアローンへ変更
- 借り換え費用は約90万円
- 手続き開始から完了まで約4か月
という結果になりました。
住宅ローンの借り換えは、書類の準備や審査、銀行とのやり取りなど、思っていた以上にやることが多かったです。
一方で、金利が上昇して「このままで大丈夫かな?」と感じているなら、まずは現在の住宅ローンと他行の条件を比較してみる価値はあると思います。
借り換えるかどうかは、そのシミュレーション結果を見てから決めればOK。
我が家も、最初から借り換え先を決めていたわけではありません。
まずは比較してみて、「本当にメリットがあるのか」を確認するところから始めました。
この記事が、住宅ローンの借り換えを検討している方の参考になればうれしいです。

















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