お金を貯めるためには、毎月の大きな支出である固定費を減らすことが大切です。
小さい支出ではなく大きい支出から見直していくと、節約の効果がより大きく一度見直すだけで大幅に節約ができます。
見直していく固定費は、
- 通信費
- 保険
- 住居費
- 車関連費
- 光熱費
今回の記事は、
✔自動車保険の見直しをしたい人
✔自動車保険について知りたい人
に向けて、自動車保険の見直し方法についてまとめました。
自動車保険とは?
自動車保険とは、自動車の事故によるさまざまな損害を補償する保険です。
一般的に自動車保険は加入が義務づけられている「自賠責保険(強制保険)」と任意に加入する「自動車保険(任意保険)」の2つに大きく分けられます。
今回は、『自動車保険(任意保険)を安くする』ために私が実践した方法です。
車の維持費って高いよね~。
ガソリン代、車検、自動車保険、駐車場代、車のローン・・・。
ものによって、毎月・毎年かかってくるものだからな~
今回は、我が家の自動車保険を安くした方法を紹介します!!
結論としては、自動車保険を見直すなら、複数社一括見積もりがおすすめです。
自動車保険の見直しをする時は、
・車検証
・免許証
・保険証券
を手元に準備して下さい。
詳しく紹介していくよ~!
自動車保険の見直しポイント
自動車保険を見直す際には、7つの重要なポイントがあります。
- 見直し時期(タイミング)
- 代理店型とネット型を比較検討する
- 車両保険の補償内容を見直す
- 年齢条件の見直し
- 運転者条件の見直し
- 利用目的の見直し
- 割引制度を活用する
見直し時期(タイミング)
安全運転を続けて上げてきた等級は保険会社を乗り換えても引き継ぐことができます(一部の共済を除く)。
車の保険を見直すタイミングは?
保険内容を比較検討するのと同じように、自動車保険の乗り換えのタイミングも重要です。
満期のタイミング
自動車保険は、事故歴に応じた保険料の割引・割増を適用する制度(ノンフリート等級)があります。等級は1等級~20等級まであります。自動車保険は原則として1年契約です。1年間、保険を使った事故がなければ、次年度に等級が1つ上がり、事故を起こして保険を使った場合は、内容によって1事故につき1等級もしくは3等級下がります。等級が20等級に近づくにつれて保険料の割引率が高くなります。
1年間無事故で、満期日に合わせて乗り換える場合、乗り換え後は等級が1つ上がり、割引率も高くなります。
満期日を迎える前に現在の契約を解約して乗り換える場合、等級の引き継ぎはできますが、乗り換え先の自動車保険の等級が上がるのは、その契約が始まってから1年間経過後です。そのため等級が上がるのが遅れます。
満期日に合わせて乗り換えた方が良さそう!
運転者の年齢が変わったとき
詳しくはポイント4・5で解説します。
車を使用する目的や頻度が変わったとき
家族が増えるなどライフスタイルに変化があった場合は、更新時期に関係なく保険の見直しを考えてみてもいいかもしれません。車の使用目的や頻度、走行距離などが変われば、必要になる補償も変わってくると思います。また、新車を購入した場合も「新車割引」や「新車特約(車両新価特約)」が適用される保険にのりかえた方が良いケースもあります。
代理店型からネット型保険に変更
自動車保険は「代理店型」と「ネット型」に分けられます。
俺、よく分からないから「代理店型」だな~
ぞれぞれの特徴を教えるから、自分に合った方で契約してね
代理店型 | ネット型 | |
加入方法 | 代理店を通して契約 | インターネットや電話などで保険会社と直接契約 |
保険料 | 代理店手数料が必要となり、ネット型より高め | 代理店手数料が不要なため、代理店型より安め |
補償内容の決め方 | 対面で担当者と相談して決められる | 書面、電話、インターネットで決める。 自分自身で補償内容について調べなければならない |
ネット型保険は代理店を持っていないため、代理店型保険に比べて手数料・人件費・店舗費などのコストを抑えることができます。そのため、代理店型保険に比べてネット型保険の方が一般的に保険料を安くできる場合が多いようです。場合によっては、高くなることもあるので複数社見積もりをして比較しましょう!
代理店型がむいている人
保険にそれほど詳しくない方などは代理店型がオススメです。更新や事故時などの書類作成も直接教えてくれるのでその点でも心強いと思います。
ネット型が向いている人
代理店手数料が保険料に反映されないのが、ネット型の最大の強みです。対面では相談できませんが、Web上のチャットやメール問い合わせ、コールセンターへの電話などで不明点など聞くことができます。理解を深めて、自分で補償内容を決めたい人にも向いています。
コストを抑えたいなら、「ネット型」がおすすめ!!!
車両保険の見直し
自動車保険の補償内容を検討する際に悩むポイントの一つが、車両保険をつけるかどうかです。車両保険をつけておけば自分の車の修理費用を賄うことができますが、保険料が高くなってしまいます。
一般 | エコノミー | |
---|---|---|
車やバイクとの事故 (相手が判明している場合) | ○ | ○ |
自転車との衝突・接触 | ○ | × |
電柱・建物などとの衝突や接触 (単独事故) | ○ | × |
あて逃げ | ○ | × |
転覆・墜落 | ○ | × |
火災・爆発・台風・洪水・高潮など | ○ | ○ |
盗難・いたずら・落書き | ○ | ○ |
窓ガラスの損害・飛び石による損害 | ○ | ○ |
地震(津波や地震起因の火災含む)・噴火 | × | × |
車両保険を安くするには
車両保険を一般タイプからエコノミータイプへ変更
車両保険をつける場合、補償範囲を限定することで、保険料は安くなります。補償範囲と保険料をしっかり確認しましょう。
一般の車両保険でも、地震・噴火・津波については車両保険では補償を受けることができません。
車両保険の保険金額(支払われる保険金の上限額)は契約時の車の時価相当額によって決められています。中古車や10年を超えて同じ車に乗っている場合は車の時価相当額が下がっているので、そういう場合は車両保険をつける必要はないかもしれません。
車両保険の免責金額(自己負担額)を高めに設定
車両保険を使った場合、事故の内容によって等級が3等級あるいは1等級ダウンします。対車との事故や単独事故では基本的に3等級ダウン、盗難やイタズラ、自然災害、飛び石などでは1等級ダウンとなります。
等級が下がると保険料が上がってしまいます。等級のことを考えて少額の修理では車両保険は使わないと決めている場合は、免責金額を「5-10万円」や「10-10万円」など高く設定しておくと保険料を安くできます。車両保険を使うか使わないのか判断に迷う場合は、保険会社に車両保険を使った場合の保険料の値上がりについてシミュレーションしてもらいましょう。
コストを抑えたいならエコノミータイプがいいのかな
免責金額を高めに設定すると保険料が安く抑えられる!
年齢条件の見直し
運転者の年齢条件とは、契約対象車を運転する人の年齢を制限する事で保険料が安くなる仕組みです。
年齢条件の年齢が高い方が保険料が安くなり、全年齢を対象とすると保険料は高くなります。
また、年齢条件が適用されるのは、
- 記名被保険者(主たる運転者)
- 配偶者
- 同居の子供、親族
※「別居の子供(既婚、未婚問わず)や親族」や「知人や友人等」は年齢条件の対象になりません。
年齢条件は、自分と配偶者、同居の子供・親族のみに適用されるんだね!
運転者条件の見直し
運転者限定特約とは、補償される運転者の範囲を限定する特約のことです。
自動車保険の運転者限定を本人限定や家族限定に変更することで保険料を安くすることができます。
※家族限定は、保険会社によって限定できる範囲が異なる場合があります。
※運転者限定を設定した場合、限定された人以外が自動車を運転して起こした事故は補償の対象外になるので、友人や会社の同僚などには運転させないように注意して下さい。
利用目的の変更
自動車保険の保険料は、契約時の車の主な利用目的の申告内容によっても変わります。自動車の利用目的には「業務使用」「通勤・通学使用」「日常・レジャー使用」と選択する事が一般的で「業務使用」の場合が保険料が一番高くなります。主に通勤・通学に利用していた車を勤務地の変更をきっかけに日常・レジャー使用に変更となった場合などは、使用目的の変更手続きが必要になりますので保険会社に連絡しましょう。
業務使用
対象の車を定期的に継続して仕事用に使用する場合です。例えば契約車で営業先へ訪問する場合や自営業の方が作業現場へ向かう場合に利用するなどです。週5日以上、または月15日以上業務にて使用する場合は「業務使用」を選択しましょう。
通勤、通学使用
対象の車を業務使用に該当しない使い方で通勤や通学に利用している場合に選択します。週5日以上、または月15日以上通勤や通学で使用する場合は「通勤、通学使用」を選択しましょう。
日常、レジャー使用
業務使用、通勤・通学使用のいずれにも該当しない場合には日常、レジャーを選択しましょう。主に買い物や週末のお出かけなど日常生活での利用用途で日数の制限などはありません。
一番安いのは「日常・レジャー使用」なんだ
そうみたい。だけど虚偽の報告はだめだよ!
割引制度を活用する
- 月払いではなく年払いにする
- インターネット割引
- 保険証券不発行割引
- 早期契約割引
- 新車割引
- ゴールド免許割引
- エコカー割引
- ASV割引(自動ブレーキ割引)
- セカンドカー割引
保険証券不発行割引
自動車保険証券を書面発行ならびに郵送しないことにより、保険料を割引するものです。この割引を利用すると保険料が500円程度割引されることがあります。
早期契約割引
満期日や保険開始希望日の45日前や2か月前などの保険会社が決めた期間より前に次年度の自動車保険の契約を行うと保険料が割引されます。
エコカー割引
契約車両が電気自動車やハイブリッドカー、燃料電池自動車など環境に配慮した自動車である場合に、保険料の割引が受けられます。
ASV割引(自動ブレーキ割引)
契約車の用途・車種が自家用乗用車(普通・小型・軽四輪)で、自動ブレーキ装置が装着されている場合は保険料が割引となります。
セカンドカー割引
セカンドカー割引は、2台目の車を購入して新規で保険契約する際、2台目が6等級ではなく、7等級からスタートできるオトクな制度です。1台目の車が11等級以上であることなどいくつか条件があります。
私は、インターネット割引・早期契約割引・ゴールド免許割引が使えたかな。もちろん年払いにしてるよ!
俺も、「ネット型」に変更しようかな~
ネット型保険は、一括見積もりがおすすめ!
ネット型保険といっても保険会社は数多くあります。そしてネット型保険でも保険料の差やサービス内容の違いがあります。そのため、自分に合った安い自動車保険を見つけるためには各社に見積もりを取ることが必要です。
自動車保険の一括見積もりサービスは、一度の情報の入力で複数の保険会社に見積もりを請求できるサービスです。各社の見積もり内容を見比べることで、保険料やサービス内容の違いを比べ、納得のできる保険会社選びができます。
どこの保険に入ればいいのか、毎年比較するのがおすすめです。
自動車保険の見直しをする時は、
・車検証
・免許証
・保険証券
を手元に準備して下さい。
私も利用しました。
今なら見積もりするだけで、ハーゲンダッツ2個もらえるみたい!
画面に従って必要項目を入力していくだけ!
わ、見積もりすぐ比較できるね!
営業電話が来たりもなかったよ。メールやハガキは届いたけどね。
まとめ
自動車保険とは、自動車の事故によるさまざまな損害を補償する保険。
コストを抑えたいなら代理店型保険よりネット型保険がおすすめ。ネット型保険は代理店を持っていないため、代理店型保険に比べて手数料・人件費・店舗費などのコストを抑えられる。
ネット型保険でも保険料の差やサービス内容の違いがあるので、一括見積もりがおすすめ。
自動車保険の見直しをする時は、
・車検証
・免許証
・保険証券
を手元に準備して下さい。
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