
「ミサワホームの家は冬でも暖かい?」
「スマートスタイルBの断熱性能は十分?」
「断熱等級4の家は、実際に住むと寒い?」
これからミサワホームで家を建てる方なら、気になるところではないでしょうか。
こんにちは、もみじです🍁
我が家は2021年8月にミサワホームの規格住宅「SMART STYLE B(スマートスタイルB)」で家を建て、約5年間暮らしています。
我が家の断熱性能は、断熱等級4・UA値0.56 W/(㎡・K) です。
2021年当時、断熱等級4は最高等級でした。
しかし、実際に5年間暮らしてみると、冬の寒さや夏の暑さが気になることがあります。
特に冬は、窓まわりや24時間換気の給気口付近で冷気を感じることがあります。
家を建てた当時は間取りを重視していましたが、今からもう一度建てるなら、断熱等級7・気密1.0仕様・温度交換効率の高い換気システムなども詳しく比較したいと思っています。
今回は、我が家の実際の住宅性能を公開しながら、5年間住んで感じたことと、今ならどんな仕様を選びたいかを正直に紹介します。
※この記事は我が家の住宅仕様と暮らし方に基づく体験談です。ミサワホームのすべての住宅が寒い・暑いという意味ではありません。
我が家のスマートスタイルBの住宅性能を公開

まずは、我が家の基本情報です。
| 項目 | 我が家の仕様 |
|---|---|
| ハウスメーカー | ミサワホーム |
| 商品 | SMART STYLE B |
| 入居 | 2021年8月 |
| 階数 | 2階建て |
| 延床面積 | 121.72㎡ |
| 間取り | 3LDK+書斎 |
| 断熱等級 | 4(2021年当時の評価) |
| UA値 | 0.56 W/(㎡・K) |
| サッシ | AZサッシ(アルミ樹脂複合) |
| 気密性能(C値) | 未測定 |
| 換気システム | フロアセントラル換気システム |
| 温度交換効率 | 70% |
| 居住期間 | 約5年 |
我が家はスマートスタイルBをベースに、間取りを一部変更して建てました。
リビング横には3帖の小上がり和室、2.2帖のランドリールーム、シューズクローク、コートクロークなどがあります。
家づくりでは、間取りや家事動線にかなり時間をかけました。
一方で、断熱性能や気密性能、換気システムについては、今ほど詳しく調べていませんでした。
5年間暮らした今、その部分をもっと比較しておけばよかったと感じています。
我が家の断熱等級4・UA値0.56はどのくらいの性能?
まずは、我が家の断熱性能を数字で確認してみます。
UA値とは?
UA値とは、住宅の屋根・外壁・床・窓などから、どのくらい熱が逃げやすいかを示す数値です。
基本的には、UA値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
ただし、UA値だけで実際の住み心地が決まるわけではありません。
気密性能や換気システム、日射、冷暖房の使い方なども関係します。
2021年当時は断熱等級4が最高等級だった
我が家が建てた2021年当時、断熱等性能等級は4が最高等級でした。
その後、2022年に断熱等級5・6・7が新設され、より高い断熱性能を評価できるようになりました。
つまり、我が家の断熱等級4という評価は、2021年当時の制度に基づくものです。
断熱等級4・5・6・7のUA値を比較

地域区分6の場合、断熱等級ごとのUA値基準は次のとおりです。
| 断熱等級 | UA値の基準 |
|---|---|
| 等級4 | 0.87以下 |
| 等級5(ZEH水準) | 0.60以下 |
| 等級6 | 0.46以下 |
| 等級7 | 0.26以下 |
| 我が家 | 0.56 |
※単位:W/(㎡・K)。地域区分6の場合。
我が家のUA値0.56は、地域区分6における断熱等級5のUA値基準(0.60以下)を満たしています。
ただし、断熱等級の判定には、UA値だけでなく冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)などの要件もあります。
そのため、UA値だけで我が家が現在の断熱等級5に該当すると断定することはできません。
UA値はZEH水準の基準を満たしていても、実際に暮らすと寒さや暑さが気になることがある。
これが我が家の実感です。
ミサワホームの家は冬寒い?5年間住んだ正直な感想
結論からいうと、我が家では冬に寒さを感じることがあります。
もちろん、暖房を使えば普通に生活できます。
住めないほど寒いわけではありません。
ただ、実際に暮らしてみると「もう少し暖かい家だったらよかったな」と感じる場面があります。
暖房を使わないと寒い
冬はエアコンの暖房を使用しています。
家を建てる前は、ミサワホームの家なら冬もかなり暖かいのかな、と期待していました。
しかし、実際には暖房が必要です。
もちろん、断熱性能が高い家でも暖房が不要になるとは限りません。
それでも、断熱性能をさらに高めていたら、室内の温度変化や暖房の効き方はどう違ったのだろうと考えることがあります。
窓まわりの冷気が気になる
冬になると、窓の近くで冷気を感じることがあります。
我が家では、ミサワホームのAZサッシ(アルミ樹脂複合サッシ)を採用しています。
AZサッシは高断熱なアルミ樹脂複合サッシですが、今ならより高断熱な樹脂サッシなども比較したいと思います。
ただし、窓の性能はサッシだけでなく、ガラスの種類や窓全体の仕様によっても変わります。
また、我が家で感じる寒さがサッシだけによるものとは限りません。
窓については、AZサッシとミサワホームが紹介している樹脂サッシの違いも含め、別の記事で詳しく紹介する予定です。
気密性能(C値)は未測定|今なら気密1.0仕様を検討したい

我が家では、建築時に気密測定を実施していません。
そのため、実際のC値は分かりません。
C値とは?
C値とは、住宅全体にどのくらい隙間があるかを示す数値です。
単位は㎠/㎡で、一般的に数値が小さいほど住宅の隙間が少ないことを意味します。
例えば、C値1.0㎠/㎡は、床面積1㎡あたりの相当隙間面積が1.0㎠であることを示します。
ただし、C値だけで住宅の快適性が決まるわけではありません。
断熱性能や換気計画などとあわせて考える必要があります。
今なら気密1.0仕様を検討したい
家を建てた当時は、断熱等級やUA値については確認していましたが、気密性能については詳しく調べていませんでした。
しかし、5年間暮らして冬の寒さを感じるようになり、気密性能についても考えるようになりました。
今からもう一度家を建てるなら、C値1.0㎠/㎡以下を目標とする「気密1.0仕様」を検討したいです。
そして、実際に気密測定を行い、数値を確認したいと思います。
もちろん、我が家のC値が高いことが寒さの原因だと分かっているわけではありません。
後悔しているのは、気密性能が低かったことではなく、気密性能を測定・確認しなかったことです。
フロアセントラル換気システムの温度交換効率は70%
我が家では、ミサワホームのフロアセントラル換気システムを採用しています。
設計資料には「DC・高捕集」と記載されており、取扱説明書には温度交換効率70%と記載されていました。
つまり、我が家ではすでに熱交換型の換気システムを採用しています。
ただし、熱交換型だからといって、外から取り入れる空気が室温と同じ温度になるわけではありません。
実際に5年間暮らしてみると、冬に給気口付近で冷気を感じることがあります。
温度交換効率70%とは?
温度交換効率とは、換気によって排出する室内の空気から、どの程度の熱を回収して外気に移せるかを示す指標です。
例えば、外気温0℃・室温20℃の場合、温度交換効率70%で単純計算すると、熱交換後の給気温度は約14℃になります。
もちろん、実際の給気温度は運転条件や設置状況によって異なります。
それでも、熱交換型であっても冬の給気が室温と同じになるわけではないことが分かります。
今なら温度交換効率最大95%のA7を検討したい

ミサワホームが紹介しているフロアセントラル換気システム「A7」は、最大95%の温度交換効率を実現しています。
我が家の70%と比べると、25ポイントの差があります。
外気温0℃・室温20℃の場合、温度交換効率から単純計算すると次のようになります。
| 項目 | 我が家 | A7の最大性能 |
|---|---|---|
| 温度交換効率 | 70% | 最大95% |
| 外気温 | 0℃ | 0℃ |
| 室温 | 20℃ | 20℃ |
| 熱交換後の給気温度(理論値) | 約14℃ | 約19℃ |
※温度交換効率を用いた単純計算です。実際の給気温度は運転条件や設置状況によって異なり、95%は最大値です。
同じ条件で計算すると、熱交換後の給気温度には約5℃の違いがあります。
我が家では冬に給気口付近で冷たい空気を感じることがあるため、温度交換効率がもっと高かったら、寒さの感じ方も違ったのではないかと思っています。
今からもう一度家を建てるなら、温度交換効率最大95%のA7も検討したいです。
もちろん、温度交換効率が高ければ必ず快適になるわけではありません。
導入費用や電気代、フィルター清掃などのメンテナンス費用も比較する必要があります。
また、A7が2021年当時に選択できたという意味ではありません。
後悔しているのは、熱交換型換気を採用しなかったことではなく、温度交換効率の違いまで詳しく比較しなかったことです。
参考:ミサワホーム公式サイト
夏は暑い?我が家で感じていること
我が家では、冬だけでなく夏の暑さも気になります。
エアコンを使えば快適に過ごせますが、暑い日に帰宅すると室内が暑くなっていることがあります。
特に気になるのが、窓から入る日差しです。
家を建てる前は「明るい家にしたい」という気持ちが強くありました。
しかし、5年間暮らしてみると、明るさだけでなく、夏の日射をどう抑えるかも大切だと感じています。
断熱性能だけでなく、窓の方角や大きさ、日射遮蔽についても考えておけばよかったと思います。
今から家を建てるなら断熱等級7を目指したい
我が家が家を建てた2021年当時、特に重視していたのは間取りでした。
- リビングを広くしたい
- 和室を作りたい
- ランドリールームが欲しい
- シューズクロークを作りたい
- 家事動線をよくしたい
こうした希望を実現することに、かなり時間を使いました。
一方で、住宅性能については、今ほど関心がありませんでした。
5年間暮らした今、もう一度家を建てるなら、断熱性能や気密性能、換気システムについてもっと詳しく比較したいと思っています。
断熱等級7とは?
断熱等級7は、現在の断熱等性能等級の中で最も高い等級です。
地域区分6の場合、UA値の基準は0.26 W/(㎡・K)以下です。
我が家のUA値0.56と比べると、大きな違いがあります。
断熱等級7を目指すには、壁や屋根、床、窓など、住宅全体の断熱性能を高める必要があります。
もちろん、断熱等級7にすれば必ず快適になるわけではありません。
また、実現するには追加費用がかかる可能性があるため、費用対効果も確認したいと思います。
それでも、今なら間取りや設備と同じくらい、住宅の断熱性能にもこだわりたいです。
もう一度家を建てるなら比較したい4つの性能

| 項目 | 今なら検討したい仕様 |
|---|---|
| 断熱性能 | 断熱等級7(UA値0.26以下) |
| 窓 | PWH・PWsなどの高断熱樹脂サッシ |
| 気密性能 | 気密1.0仕様(C値1.0以下)+気密測定 |
| 換気システム | 温度交換効率最大95%のA7 |
※UA値0.26以下は地域区分6の場合です。
もちろん、これらを採用すれば必ず快適な家になるとは限りません。
また、住宅性能を高めるには追加費用がかかる場合もあります。
それでも、性能と費用を比較しておけば、もっと納得して家づくりができたと思います。
5年間住んで感じている一番の後悔は、今の家の性能が悪いということではなく、建てる前に住宅性能をもっと比較しなかったことです。
2030年度までに新築住宅の省エネ基準はZEH水準へ
住宅の省エネ基準は、我が家が家を建てた2021年から大きく変わっています。
2025年4月からは、原則としてすべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務化されました。
さらに国は、遅くとも2030年度までに、新築住宅に求められる省エネ基準をZEH水準へ引き上げる方針を示しています。
ZEH水準の省エネ住宅は、一般的に断熱等性能等級5と一次エネルギー消費量等級6に相当する性能を備えた住宅です。
ただし、ZEH水準の省エネ住宅と、太陽光発電などの創エネまで含めたZEHは同じではありません。
我が家のUA値0.56は、地域区分6におけるZEH水準のUA値基準を満たしています。
そのため、我が家の場合は「ZEH水準のUA値に届いていなかったこと」が後悔の理由ではありません。
正確には、断熱等級7や気密性能、温度交換効率の高い換気システムまで詳しく比較しておけばよかったという後悔です。
UA値0.56でも寒さを感じるのはなぜ?
ここまで読んで、
「UA値0.56なら、そんなに寒くないのでは?」
と思った方もいるかもしれません。
しかし、実際の住み心地はUA値だけで決まるわけではありません。
| 要素 | 住み心地との関係 |
|---|---|
| UA値 | 家全体の熱の逃げやすさ |
| 窓の性能 | 窓まわりの熱の出入り |
| 気密性能(C値) | 住宅の隙間の少なさ |
| 換気システム | 外気の取り入れ方や熱交換性能 |
| 日射 | 冬の暖かさや夏の暑さ |
| 冷暖房設備 | 室温の調整 |
| 間取り | 空気の流れや温度差 |
我が家の場合も、寒さや暑さの原因をひとつに特定できているわけではありません。
ただ、5年間暮らしてみて、住宅性能はUA値だけでなく、気密や換気なども含めて考えることが大切だと感じています。
我が家の電気代は?断熱性能との関係も気になる
我が家はオール電化住宅で、太陽光発電も設置しています。
実際の年間電気代は次のとおりです。
| 年 | 年間電気代 |
|---|---|
| 2022年 | 112,221円 |
| 2023年 | 96,850円 |
| 2024年 | 122,293円 |
| 2025年 | 147,131円 |
2024年に子どもが生まれてからは、在宅時間や冷暖房の使い方も変わりました。
2025年は冬のエアコン暖房や加湿器の使用もあり、電気代が高くなっています。
ただし、電気代が増えた理由を断熱性能だけに求めることはできません。
家族構成や在宅時間、電気料金単価なども関係するためです。
それでも、今から家を建てるなら、断熱性能を高めることで冷暖房費がどの程度変わるのか、建築費とのバランスも含めて比較したいと思います。
まとめ|断熱等級4・UA値0.56の家に5年住んで感じたこと
最後に、我が家の住宅性能と5年間の感想をまとめます。
| 項目 | 我が家の実績・感想 |
|---|---|
| 住宅 | ミサワホーム・スマートスタイルB |
| 入居 | 2021年8月 |
| 断熱等級 | 4(建築当時の評価) |
| UA値 | 0.56 W/(㎡・K) |
| サッシ | AZサッシ |
| 気密性能(C値) | 未測定 |
| 換気システム | フロアセントラル換気システム |
| 温度交換効率 | 70% |
| ZEH水準との比較 | 地域区分6のUA値基準を満たす |
| 冬の寒さ | 寒さを感じることがある |
| 夏の暑さ | 暑さを感じることがある |
| 今なら検討したい仕様 | 断熱等級7・高断熱樹脂サッシ・気密1.0仕様・温度交換効率最大95%のA7 |
5年間暮らしてみて分かったのは、断熱等級やUA値だけで、住み心地のすべてが決まるわけではないということです。
我が家は断熱等級4・UA値0.56ですが、冬の寒さや夏の暑さが気になる場面があります。
家を建てた当時は、間取りや設備を中心に考えていました。
でも、今なら断熱性能や気密性能、換気システムについても、もっと時間をかけて比較したいです。
特に、断熱等級7や気密1.0仕様、温度交換効率の高い換気システムなど、具体的な性能を確認してから選びたいと思います。
もちろん、住宅性能を高めるには追加費用がかかる場合もあります。
だからこそ、性能と費用のバランスを考え、自分たちが納得できる仕様を選ぶことが大切だと思います。
これから家を建てる方には、間取りや設備だけでなく、断熱・気密・換気システムについても比較してほしいです。
我が家の5年間の実体験が、これから家づくりをする方の参考になればうれしいです。




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